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勉強の記録など。

Access VBAベーシック 1章②

学習日:2024/07/05

参考書:VBAエキスパート公式テキスト AccessVBAベーシック 株式会社オデッセイコミュニケーションズ(著者 武藤玄)

1-2から1-3まで(P7~P20)

 

【学習内容のまとめ】

モジュール → Excelでのブックやワークシートと同じようなオブジェクトの1つで、VBA作成したプログラム(プロシージャ)の入れ物(オブジェクト)。1つの宣言セクションと1つ以上のプログラムで構成されている

データベースオブジェクト → テーブル、クエリ、フォーム、レポートといったデータベースを構成しているオブジェクト

  • モジュールの種類

    モジュールは、標準モジュールとクラスモジュールの2種類に分類できる

    標準モジュール → モジュールオブジェクトとして保存され、データベース全体で使用する汎用的なプログラムを格納する

    フォームモジュール → フォームに関連付けられたプログラムを格納する

    レポートモジュール → レポートに関連付けられたプログラムを格納する

  • 標準モジュールを作成する

    Accessから標準モジュールを作成する

    [作成]タブ → [マクロとコード]の[標準モジュール]ボタンをクリック

    ②VBEから標準モジュールを作成する

    VBEを起動した状態で[挿入]メニュー → [標準モジュール]をクリック

  • 標準モジュールを削除する

    Accessから標準モジュールを削除する

    ナビゲーションウィンドウからモジュールを選択 → [ホーム]タブ → [レコード]の[削除]をクリック → 削除確認で[はい]をクリック

    ※ナビゲーションウィンドウからモジュールを選択して右クリック削除を選択でも可能

    ②VBEから標準モジュールを削除する

    プロジェクトエクスプローラからモジュールを選択 → 右クリック[モジュール(名前)の解放]をクリック → エクスポート確認で[いいえ]をクリック

    ※標準モジュールは削除したら元に戻すことはできない

 

プロシージャ → プログラムを構成する最小単位。プログラムは複数のプロシージャから構成されている

  • プロシージャの種類

    ①標準プロシージャ

    フォームやレポートなど特定のオブジェクトに関連付けられていない、汎用性のある処理を記述する。ほかのプロシージャから呼び出すことができる

    Subプロシージャ → 戻り値を返すことができない

    Functionプロシージャ → 戻り値を返すことができ、独自の関数を作成する際に使用

    ②イベントプロシージャ

    特定のオブジェクトに関連付けられたプロシージャで、クラスモジュール(フォームモジュール、レポートモジュール)に作成される、イベントが発生した際の処理を記述する

    イベント → フォームのボタンをクリックする → Clickイベントの発生 など

  • 標準プロシージャの作成

    コードウィンドウでSubプロシージャを作成する

    MsgBox関数

    [F5]キーでプロシージャの実行

    コード入力の際はインデント(字下げ)をする

    ※[F5]キーを押したときに、実行させたいプロシージャの外にカーソルがある場合マクロ名を選択するリストボックスが出てくる

  • 標準プロシージャの削除

    SubからEnd Subまでの内容をすべて選択し[Delete]キーで削除

    ※プロシージャは[元に戻す]ボタンで元に戻すことができる

    ※モジュール内に複数のプロシージャを機j通するとプロシージャの区分線という線が挿入される

  • プロシージャの命名規則

    • 先頭の文字に数字や記号は使用できない
    • スペースや.(ピリオド)、!(感嘆符)などの記号、型宣言文字は使用できない
    • 半角で255文字を超える名前を付けることはできない
    • 予約語(ステートメント、関数、プロパティ、メソッド)と同じ名前を付けることはできない
    • モジュール内ですでに使っているプロシージャ名を付けることはできない

    ※_(アンダーバー)を使用することはできる

    ※異なるモジュールであれば、既に使用しているプロシージャ名でもつけることができる

    ※イベントプロシージャの名前は「オブジェクト名_イベント名」と決まっている